おぼえがき

ゲームの感想など…きままに

ゼロの執行人 4DX

4DX上映されるということで、久しぶりにゼロの執行人を見ました。 

以下4DXと本編の感想です。

 

attention

本編については結構辛口です。

特に安室さんのファンの方はご注意下さい。

 

www.conan-movie.jp

4DXの感想

 

まず映画の内容は置いといて、4DXはほんとに面白い!!

 

上映前は2300円か~、高いなぁーと思ってたんだけど、見終わるともうどうでもいいや( ^ω^ )ってくらいに楽しかったです!

 

そういえば4DXを見るときってどこがいいんだろう、と悩むと思うんですが、乗り物とかに酔いにくい方なら前方の席がおすすめです!!

普通の映画だとやっぱり後ろの方が見やすいんですけど、4DXは座席が一列下がるごとにかなりの傾斜が生まれるので、前方でもそんなに見上げてる感なく見ることができるんですよね。それに前だと煙などの演出がもろに直撃することや画面の迫力があるので、高揚感が尋常じゃないんですよ…

一列目は画面上部がかなり歪むので気になる方は気になると思うんですが、二列目以降は歪みは少なく見られるので、個人的には2列目から4列目あたりで見るとすごく楽しめるのではないかなと思います(*'ω'*)

 

しかし、安室超絶ドリフトテクシーンが予想通りすごい揺れて楽しずぎて笑い泣きしました。昔からストームライダーとか大好きだったので4DX楽しくない訳がないんだよ…。個人的に「おお、揺れる揺れる!」と楽しかったのは、

 

  • サミット会場爆破シーン
  • 登場人物紹介シーン
  • コナンと安室、公道で暴れるシーン
  • 安室覚醒して車で暴走
  • コナンと安室の共同作業からラストまで

 

のシーンでした!得にコナンがスケボーで車をさばいていくとこからは、もう主題歌まで揺れっぱなしって感じで楽しかったです…ああ、まじで楽しかった。

あと煙演出がかなり激しく挿入されてたので、爆発したときホントに画面が見えづらくなったのが面白かった。最高だよ、4DX…

 

ちょっと物足りなかったのは、雨のシーンでそこまで水が飛んでこなかったことですね。劇場にもよるのでしょうが私が見に行った劇場では一滴くらいしか落ちてこなかった印象です。

もう少し降って来たら、風見さんの心情(得体のしれない奴ら〔コナンと降谷〕に囲まれてる恐怖)を痛く理解できて、物語への没入感がさらに増したかもしれませんね。そんなことを思っているかどうかは知りませんが。

そういえば、上映前にドラゴンボールの宣伝があって、その宣伝もまさかの4DXで揺れて爆笑してしまいました。自分が生きてきた中で、世界一面白くて楽しい宣伝でした。

 

 

個人的には純黒4DXよりも揺れ度が激しかった気がしました!!純黒は、最初のカーチェイスと最後の観覧車ゴロゴロくらいしか激しく揺れなかったので「なんか物足りん…」と思った記憶があるんですが、ゼロの執行人の揺れ方はほんと充分でした…

あ~ほんと過去作も4DXやって欲しい。銀翼とかすごい4DX向きじゃない…!?飛行機の座席と劇場の座席が絶妙にマッチしてるので絶対ハマると思うんだけど!!

とにかく4DXにしてくれればもれなく全部見に行くから…需要あるよ…

 

 

映画の内容についての感想


DVDは特に買っていないので5月ぶりに改めて見ましたが、ほんと小難しい割には犯人の動機がしょぼいし、穴がありすぎて本筋は全然面白くないなと感じました。

個人的に、コナンの映画のいいとこって良くも悪くもわかりやすいとこと、そしてアクションとミステリーとラブの絶妙な融合具合だと思ってるんですが、それがゼロの執行人にはあまり感じられないのも、ファン的には「うーん」とおもった点でした。

物語の半分は説明だし、それもめちゃくちゃ分かりにくい。犯人の一二三愛はもはやギャグだし(とくにNAZAのパスコードが一番笑える)、ミステリーというか警察物って感じです。そしてラブはほぼゼロです。小五郎と英里が若干…程度です(そういえば青山先生的には安室と梓さんのシーンがラブコメ要素らしいですね)。

そして、ほんとにこの作品の地雷が少年探偵団のぞんざいな扱い方なんで、3人が事実を知らないままドローンをカプセルに近づけていくとこがほんとに嫌いです。

普通の「小学一年生」としてはこの使い方ありかもしれないけど、コナンに出てくる少年探偵団はそんなぽやっとした子たちじゃないでしょ…!!正義というテーマを押し出してる割に、少年探偵団の意思とか正義は無視してるのはなんで???と思ってしまいます。子供の好奇心に漬け込んで操り人形にしてるの、あれほんとに不満です。あんな使い方するなら、博士にでもやらせとけよ…

 
あと、安室の危機管理の甘さが再度見てまた気になりました。純黒で、knockじゃないの~??となじられて危ない目にあったくせに、あんな警察が警備してたって知れてるとこ周辺でテレビに映るとか致命的じゃ…?ただラムが黒田だとすると、「あれはこれこれこういう事情なんだぜ、だからほっとけ」って処理されるのか…???そもそもラムは味方なのか敵なのか…???黒ずくめについては怖いのか、愉快なのか、はたまた潜入されまくりのザル組織なのか、もう理解が追いつかない…

 


しかしわたし櫻井さんの脚本ツボだった試しがないんよ…なんか社会派すぎるというか(´・_・`)ずっと初期作が好き好き言ってるんだけど、思い返すとミステリーとラブの塩梅がまじで原作に似てるとこが心地良いのかなぁと思います。最近、蘭は添え物のことが多いし、少年探偵団も適当に出されてるし_:(´ཀ`」 ∠):登場人物が多くなったから仕方ないのかもしれないけど、なんかキャラクターと設定が手段でシナリオが本当の目的って感じがします。コナンである必要性を感じない…

 


ただアクションはスピード感があってほんとに良かったです。最後の安室超絶ドライブテクなんかは、もはやなにが起きてるか不明だけど、上でも書いた通り4DXで観ると笑えるほど揺れて、すごく楽しかった…

いろいろ文句ばっかだけど、結局は見に行って良かったなぁっていう満足感が残ってます。

 


結論:4DXは神。